日本人のリゾート地と言えば、ハワイですよね。
一方、ヨーロッパ人にとってのハワイ、
いわゆる、リゾート地はアフリカのザンジバル島と言われています。
日本にはあまり馴染みのないザンジバル島。
アフリカというと広大な大地と野生の動物サファリのイメージが強いと思いますが、
ヨーロッパ人に人気のザンジバル島について
そもそもザンジバル島ってどこにあるの?
日本からザンジバル島までの行き方は?
ザンジバル島ってどんなところ?
ザンジバル島の観光地は?
など、ザンジバル島の基本情報をご紹介します。
ザンジバル島はどこ?
ザンジバル島はどこ?と聞いて、直ぐに答えられる日本人は少ないのではないでしょうか。
実は、私もその一人でした。
ザンジバル島はどこ?と聞かれて、
ザンジバル島ってどこ?と聞き返したくらいです。
ザンジバルと言うと、アフリカ大陸に東海岸に位置する島々のザンジバル諸島のことを指し、
ザンジバル島というと、一般的にウングジャ島のことを指します。
ザンジバル島(ウングジャ島)は、タンザニア連合共和国の東側のインド洋に浮かぶ
ザンジバル諸島のなかで一番大きな島です。
ザンジバル島への行き方
ザンジバル島への行き方ですが、日本からの直行便はありません。
ヨーロッパからの直行便はありますが。。。
いくつか経由/乗換する必要があり、日本からですと長旅になります。
エミレーツ航空
成田→ドバイ→ザンジバル
カタール航空
成田→ドーハ→ザンジバル
が一般的な日本からザンジバル島への行き方です。
または、タンザニア連合共和国を経由して、
飛行機もしくは船でザンジバル島へ入る行き方もあります。
飛行機の場合は20~30分程度で、
船の場合は、2時間半~3時間程度かかります。
船で渡航の際、アフリカの方が船酔いでぐったりしている姿や
酷い時はオロオロとリバースの嵐に合うこともあるので、その辺は予め知っておいたほうが良いかもしれません。
タンザニア連合共和国経由でザンジバル島への行き方を選択される場合
ザンジバル島への入出島の際にパスポートが必要になりますので、注意が必要です。
ザンジバル島の基礎情報
ザンジバル島の大きさ
ザンジバル島の大きさですが、日本の沖縄本島より少し大きいくらいです。
なので、一日で回ることもできないことはないですが、本当に要所要所のみになってしまうので、
最低2~3日くらいは滞在したいところです。
時期にもよりますが、基本温かく沖縄のような感じで
現地の人もゆっくりしているので、ゆっくり回るのがよりおすすめです。
島内の移動は車がメインですので、
旅行の際は、運転手付きレンタカーを依頼しましょう。
ヨーロッパでは人気のリゾート地なので、ヨーロッパからの観光客をよく見かけます。
移動に困った時は、同じ観光客のヨーロッパ人に頼ってみるのも良いかもしれません。
歴史、行政、管轄
歴史は古く、有名な航海者のヴァスコ・ダ・ガマが訪れた地でもあります。
ポルトガル、オマーン帝国、イギリス、ドイツなど様々な国に植民地にされた背景から、
各国の文化が混合されている一方で、独自の文化が形成されてもいます。
ザンジバル島には、ヨーロッパの石造建造物が残る他、
香辛料、象牙、奴隷貿易の拠点ともなった歴史が今も感じることができるもの、博物館などもあります。
現在、ザンジバル島を含むザンジバル諸島はタンザニア連合共和国に属していますが、
自治権があり、タンザニア連合共和国とは別に政府もあります。
そういった歴史的背景から、ザンジバル島を含むザンジバル諸島に入る場合、
もしくは出る場合はパスポートが必要で出入国管理がされています。
なので、上記にも記載した通り、タンザニア連合共和国からザンジバル島への行き方を選んだ場合には
海外への出入国と同様に、パスポートが必要になるので注意が必要です。
言語
ザンジバル島で使われる言語は、アラビア語、スワヒリ語、英語です。
歴史的にアラビア語が残っているといった感じで、現在アラビア語を使う人は、かなり少なくなっています。
現地の多くの人が使っている言語、スワヒリ語です。
日本語に似て必ず母音が入るので、日本人にとって聞き取りやすく話しやすいと思います。
挑戦するのも良いと思います。
またザンジバル島は、観光地でヨーロッパ人が多く訪れるリゾート地でもなるので基本的な英語は通じます。
宗教
ザンジバル島の住民のほぼ100%がイスラム教徒です。
どの国でも、相手の宗教を理解した振る舞いが大切ですので、
予め相手の宗教を知ることは大切だと思います。
一方でタンザニア連合共和国の住民は60%がキリスト教徒、
35%がイスラム教徒、残りが様々な宗教徒という構成で、
タンザニア連合共和国にはキリスト教の教会が街のあちらこちらで
見つかりのに対し、ザンジバル島ではモスクと言った全くテイストの違う
雰囲気を味わうことができます。
タンザニア連合共和国と併せて観光するのも良いと思います。
ザンジバル島の観光地は?アフリカのリゾート地
アフリカのリゾート地として大変人気のザンジバル島。
ザンジバル島の観光地をご紹介します。
QUEENフレディ・マーキュリーの博物館
世界的ロックバンドQUEENの一員、フレディ・マーキュリーがザンジバル島で産まれています。
ほとんどをインドやイギリスなどで過ごしているので、あまりザンジバルには居なかったが、
ザンジバル島にはフレディ・マーキュリーの博物館で彼の栄光を見ることができます。
奴隷市場
奴隷貿易の拠点となった場所でもあり、
その歴史を後世に伝えるため、博物館があり
当時の様子や背景を学ぶことができます。
ストーンタウン
ヨーロッパ諸国の配下に置かれていた時代があることから、
石造建設物が集まったエリア、ストーンタウンがあります。
船での入国をした場合は、ストーンタウン近くなのですぐにアクセスすることができます。
上記、フレディ・マーキュリーが誕生したのもザンジバル島のストーンタウンです。
カフェや宿泊施設、お土産屋もこのストーンタウンに多くあるので、観光にはおすすめ。
世界遺産にも登録されています。
ナクペンダサンドバンク(Nakupenda Sand bank)
干潮の時のみに現れる島です。
ザンジバル島の一番の魅力と言えるのは、海の綺麗な色ではないでしょうか。
そんな綺麗な海の中に現れる島、といってもサンドバンクなので砂の島みたいなものなのですが、
その中に立って海を眺めるのは最高です。
その島へのアクセスは、基本的に個人でやっている島渡しの船のおじさんを捕まえるか
ナクペンダサンドバンク近くのザンジバル島海岸を歩いているとおじさんに声を掛けられるかです。
金額は交渉により決まるので、強気で挑みましょう。
若しくは、周りにいる観光客を一緒に行くのもありですね。
安全を期すのは、ツアーに申し込むのが確実です。
ジョザニチュワカベイ国立公園(Jozani Chaka Bay National Park)
自然保護区の国立公園で自然な森のなかで希少動物たちを見ることができます。
一番の目玉は、ザンジバル赤コロンブスというお猿で、このザンジバルにしか
生息していません。
運が良ければ見ることができるとかのレベルではなく、
国立公園に入って、ガイドと一緒に散策していると途中途中で見ることができます。
また、マングローブ林が海岸沿いに生い茂っていて、様々な生物を見ることもできます。
ストーンタウンのフォロダニ公園ナイトマーケット
夜には、ローカルフードをストーンタウンのフォロダニ公園にあるナイトマーケットで
楽しむことができます。
気さくな現地の人と触れ合う絶好の場であり、
ローカルフードと新鮮な海の幸を激安で楽しめるのはいいですよね。
海のレストランthe Rock
海の上に浮かぶレストランで有名なThe Rock
名前の通り海の上にある岩の上にあるレストランで、
このレストランを目的にザンジバル島を訪れる人も少なくないです。
潮を引いているときは歩いて行けますが、引いていない時は船に乗っていきます。
レストランには外のテラスがあるので、そこで食べるのがお勧めです。
予約していくのが良いと思います。
まとめ
ヨーロッパ人にとってのハワイと言われているアフリカのリゾート地
ザンジバル島についてご紹介しました。
ザンジバル島ってどこにあるの?
アフリカ大陸の東海岸インド洋に浮かぶ島です。
日本からザンジバル島までの行き方は?
日本から直行便はありませんが、乗り換え1回で行くことができます。
ザンジバル島ってどんなところ?
歴史に触れることのできるものが残っていて、様々な文化が混在した独自の文化があります。
ザンジバル島の観光地は?
リゾート地として有名なため、ここでは書ききれないほど観光地があります。
南国の温かく海が綺麗なザンジバル島へ一度は行ってみたいですよね。