子育て世代だと何かと出費が多く、外食に行くのも静かに食べてくれるかなとか、好みのメニューがあるかなと、外食に気が進まないことありますよね。
そんなとき、ホームベーカリーがあれば、食費も抑えられるうえ、お家でいつもと違う食事をすることができます。
尚且つ、家族みんなで楽しみながら、一緒に作ることができ家族内のコミュニケーションが深まるのではないでしょうか。
ホームベーカリーとは
お家で焼きたてパン、そして手軽なものから本格なものまで自宅で作ることができる家電です。お子さんがおられる方の中には、アレルギーだけどパンを食べたい/食べさせたいという方には、アレルギー源を除いたパンを作れるのは魅力的だと思います。
食パン以外にもフランスパンやピザ、うどんなどアレンジの幅によっては、ホームベーカリーを使って、毎日違うメニューもできてしまいます。パンを作るにしても、自分の選んだ材料を使用して、自分好みのオリジナリティーあるパンを作れるのは魅力ですよね。
初心者にもおすすめ簡単レシピ
ホームベーカリーを使ってどういうものが作れるのと思っている方いらっしゃいますよね。ここでは、ホームベーカリーを使ってお子さんが食べやすい、そして一緒にコネコネして作ることができるレシピを紹介します。
パン
朝はご飯ではなく、パン!という方に特におすすめしたいのがこっちらです。お子さんもたまにはパンをという方にも。寝ているところに焼き立てのパンのにおいがするのは、たまらなく幸せです。朝でなくても、焼き立てのにおい、パリッ、サクッ、フワッとしたパンは、おいしいですよね。
ここでは、シンプルですが子どもウケの良かったレーズン食パンのレシピを紹介します。
- レーズン食パン
<材料>
強力粉 | 200g |
薄力粉 | 50g |
卵 | 1個 |
砂糖 | 30g |
バター | 30g |
塩 | 3g |
牛乳 | 130ml |
イースト | 3g |
レーズン | 50g |
<手順>
上記材料をホームベーカリーの所定の場所に投入するだけです。非常に簡単。但し、ホームベーカリーのメーカーや種類によって、材料の入れる場所が異なる場合がありますので、都度確認をお願いします。
上記レシピの砂糖の代わりに、はちみつを使うとまた違う甘さになっておススメです。また、あらかじめ強力粉とお湯をこねた、湯種を使うともっちりとした食パンを作ることができます。このようにアレンジは様々ですので、お子さんと一緒に自分好みのパン探しするのも楽しいです。
食パンは、材料の準備・投入までは短い時間で終わりますが、焼き上がりに時間がかかってしまいます。我が家の基本的な使い方は、夜に材料を投入し、タイマーをセットしておいて、朝焼きあがるようにしています。もちろん早く焼き上げてくれる機能が搭載されているホームベーカリーもありますので、急にパンが食べたいとなる方には、そちらのタイプがおすすめです。
ピザ
パーティーやクリスマスなど、イベント事にも人気のピザ。お子さんも大好きなメニューではないでしょうか。デリバリーピザは高いが食べたいという方は、ホームベーカリーがあれば安く作ることができますし、お子さんと一緒に生地をコネコネしたり、麺棒を使って生地を伸ばしたりしてピザづくりを楽しむことができるのではないでしょうか。ピザ生地作りのポイントは薄力粉と強力粉の割合です。強力粉の割合を大きくすると、ふんわりとしたパンのような仕上がりとなり、一方でサクッとした薄いクリスピータイプがお好みの方は、薄力粉と強力粉を1:1の同じ割合とし、薄く延ばすのがポイントです。我が家の子どもたちはクリスピータイプが好みですので、そのレシピを紹介します。
- ピザ生地(クリスピータイプ)
<材料>ピザ4枚(直径約20cm)
水 | 150g |
〇強力粉 | 100g |
〇薄力粉 | 200g |
〇塩 | 小さじ1 |
〇オリープオイル | 大さじ2 |
イースト | 小さじ1 |
<手順>
- 水をホームベーカリーの中に入れる
- 〇のついた材料を入れる
- イーストは自動投入機能がついている場合は、所定の場所に入れる。自動投入機能がない場合は、ホームベーカリーの中でイーストが水に触れないよう上記材料にくぼみをつけてその中にイーストを入れる。
- ホームベーカリーでピザ生地を選択し、スタート。(機種にもよりますが、40~50分程)
- 生地が出来上がったらホームベーカリーから取り出し、2~4等分に分けガス抜きをして丸める。
- 丸めた生地をボールなどに入れ、上から濡れた布巾をかぶせ20分程度寝かせる。
- 麺棒などで伸ばし、成形したらお好みのソース、具をのせて焼く200℃で10分程度焼いたら、完成。注意:温度や時間は使用機器によります。オーブンやトースターもいいですが、魚焼きグリルで焼くと、よりサクッとしたピザに出来上がるのでおすすめです。
- トマトソースの作り方
<材料>
玉ねぎ | 大1個(小2個) |
にんにく | 1片 |
オリーブオイル | 大さじ3 |
ダイストマト缶 | 1缶 |
〇塩またはクレージーソルト | 小さじ半分 |
〇トマトケチャップ | 大さじ1 |
〇コンソメ顆粒 | 小さじ1 |
<手順>
- にんにく、玉ねぎをみじん切りする。
- フライパンにオリーブオイルとみじん切りにしたにんにくを入れ、火にかける。
- にんにくがきつね色になったら、みじん切りの玉ねぎを入れ炒める。
- 玉ねぎの色が変わってきたら、ダイストマト缶を入れる。
- 玉ねぎとダイストマトを混ぜ合わせたら、材料〇を入れて5分くらい弱火から中火で火にかける。味見して、材料〇のいずれかを足して、お好みの味にしたら完成。
我が家では、上記の生地を成形したら、上記のトマトソースをまんべんなく塗って、ミックスチーズ、ソーセージかベーコン、トマトかミニトマト、モッツァレラチーズ、もう一度上からミックスチーズをのせて、魚焼きグリルで様子を見ながら4分程度焼き、バジルをのせて更に30秒~1分ほど焼くとサクッとしたマルゲリータができます。バジルを家庭菜園すると、採れたての良い香りのバジルが楽しめます。子どもと一緒に収穫からできるのも楽しいです。
うどん
手軽に食べられ離乳食にと、小さなお子さんからも人気のあるうどん。若干、作るのに手間がかかりますが、子どもたちと一緒に作れば、子どもたちは遊び感覚で作ってくれるのではないでしょうか。特に袋に入れて足でこねるのは、きっと良い思い出になるのではないかと思います。
- うどん3人前
<材料>
強力粉 | 150g |
薄力粉 | 150g |
塩 | 15g |
水 | 145g |
<手順>
- 塩を水に溶かし、塩水を作る。
- ホームベーカリーに強力粉と薄力粉、1で作った塩水を入れて、うどんモードを選択し、スタート
- ホームベーカリーが終わったら、取り出して厚手の袋に入れる。
- 足で体重をしっかりのせながら、こねる。注意:袋が破れないように加減を
- 袋から取り出して丸め、また袋に戻し4の足踏みを繰り返す。2~3回程度
- 袋で2~3時間程度寝かせる。
- 打ち粉をしながら生地を麺棒で薄く延ばし、厚さ3mm程度になったら、折り畳みお好みの太さに切る。3~5mm程度の太さが目安。
- 沸騰したお湯に麺をいれ、10分程度茹でる。
- ぬめりがあるので、水で流し取りしめる。温かいうどんの場合はお湯で温めて、お好みの具材と合わせて完成。
まとめ
ホームベーカリー一台で食卓のレパートリーを増やし、子どもたちと一緒に楽しみながら作ることができる上、経済的なのはとても魅力的です。
また実際に自分で作っていると、販売されている商品の味をどうやって再現できるかなど、スキルアップを図ることにも繋がります。
子どもたちと一緒に作ることは、子どもたちの食育にも繋がりますし、出来上がりを一緒に食べながら、レシピや手順の良し悪しを話すことができ食卓の会話もより一層盛り上がるような気がします。
今回ご紹介したレシピは簡単ですので、みなさんもぜひお子さんと一緒に作ってみてはいかがでしょうか。