2021年2月から週刊文春は毎週のように、政治家や官僚のスクープを報じてきました。
特に総務省への接待問題で渦中の菅義偉首相の息子、正剛氏についての追及に対し、全く関係ない「別人格」と回答していました。
しかし、2021年3月24日の文春砲ではそうもいかないようです。
菅首相の息子、正剛氏が筆頭株主である「ステーションキャラバン社」から菅首相へ政治献金が長きにわたり770万円あったと報じられました。
ステーションキャラバン社が運営しているカフェ(喫茶店)の場所に困っていた際に、当時筆頭株主であった菅首相が口利きしたようです。
当時は菅首相にお世話になったこともあり、献金をしているともステーションキャラバン社の社長は語っています。
この記事の内容
ステーションキャラバンカフェの名前と場所はどこ?
ステーションキャラバンカフェの口コミ、評判
菅首相へ献金&息子は筆頭株主のステーションキャラバン社とはどんな会社?
ステーションキャラバンカフェの名前と場所はどこ?
ステーションキャラバン社が運営するカフェ(喫茶店)の名前と場所どんなところなのでしょうか。
ステーションキャラバン社が運営するカフェ(喫茶店)は、「ル・カルム 」です。
喫茶店「ル・カルム 」の場所は、神奈川県横浜市にあるJR横浜駅南口構内の9,10番ホーム横です。
JR横浜駅南改札を通って、左手の方に歩いていくと、横須賀線(総武線)の9,10番ホームに向かう階段(エスカレータ)の横に、喫茶店「ル・カルム 」があります。
喫茶店「ル・カルム 」の住所:神奈川県 横浜市西区 高島 2-16-1 JR横浜駅 構内南改札
週刊文春のなかでステーションキャラバン社の社長は以下のように話しています。
「以前、経営した喫茶店が駅ビルの建て替えで立ち退きになった際、菅さんが探してくれたのが今の場所(JR横浜駅南口)でした。しかし、JRの駅ナカは家賃が高く、1年経ったところで(経営が)まずい状態になってしまった。そこで、JRの担当者が『菅さんのこともあるし……』と言って家賃を下げてくれたのです」
引用元:週刊文春
ステーションキャラバン社の社長が言うように、JR横浜駅南口にある喫茶店という点で、喫茶店「ル・カルム 」と一致していますね。
因みに、喫茶店「ル・カルム 」の営業時間は以下の通りです。
営業時間(平日) 7:30~20:00
営業時間(土曜) 9:00~19:00
営業時間(日祝) 9:00~19:00
曜日によって、営業時間が変わるので注意が必要ですね。
ステーションキャラバンカフェの口コミ、評判
ステーションキャラバン社が運営するカフェ、喫茶店「ル・カルム 」の口コミ、評判についてご紹介します。
予約サイトやGoogleの口コミや評判を参考にまとめました。
喫茶店「ル・カルム 」の口コミ、評判
肯定的な意見
- 東海道線など遠出する際の乗り換え待ちに便利な喫茶店
- 千円以内で食べられるランチパスタは美味しくてお勧め
- 昼時の横浜駅はどのお店も混雑しているが、場所柄かいつ行っても座れる穴場なカフェ
- 昭和の雰囲気のある純喫茶店
- 奥に広めの喫煙席があり、禁煙の店が多い中喫煙者には良いお店
否定的な意見
- 仕切られているものの、分煙ができていないのか、禁煙席もたばこのにおいがする
- コーヒーはドトールやベックスなどと比べると高めな設定
ほとんどが肯定的な意見が多かったようです。特に立地のお陰か、どの時間でも座れる喫茶店のようです。
そして喫煙者からの支持がとても高い印象でした。紙たばこも喫えるほか喫煙席が広いのも人気の理由のようです。
喫煙者から支持される一方、喫煙者からは否定的な意見がありました。
禁煙者のみが分かる、たばこの臭いを気にされる方がいらっしゃいました。
乗り換え待ちには便利で、座って一息できるようなので使い方次第のような気もします。
菅首相へ献金&息子は筆頭株主のステーションキャラバン社とはどんな会社?
菅首相へ献金&息子は筆頭株主のステーションキャラバン社とはどんな会社なのでしょうか。
会社概要
会社名:株式会社ステーションキャラバン
代表取締役:植木 徹俊
会社所在地: 〒221-0812 神奈川県横浜市神奈川区平川町4-1
従業員数:企業全体15人
設立:昭和57年
資本金:1,000万円
事業内容:横浜駅構内で、美味しい珈琲と簡単な食事を提供している喫茶店「ル・カルム」を経営しています。
引用元:ハローワーク求人情報
事業内容にも”喫茶店「ル・カルム」を経営”と記載がありますから、菅首相による口利きによってカフェを誘致してもらったのは、喫茶店「ル・カルム」だということが分かりますね。
株式会社ステーションキャラバンの筆頭株主はもともとは菅首相だったそうですが、息子さんの正剛氏に譲ったようです。
関係者によると、同社が1982年に設立された際、菅氏が全株式2万株の半分、1万株を持ち筆頭株主となった。
(中略)
「実は、2012年に菅さんから『株を息子に渡したい』と言われてね。他にも株主や役員がいるので、一応彼らに話をしたら『それは先生の問題だ。他人に渡すんじゃないからいいんじゃないか』ということで、(株主の承諾を得て)株は正剛さんに引き継がれました。ちょうど(同年12月の選挙で)自民党が政権に復帰し、菅さんが官房長官になる前のことです」
政治資金収支報告書を確認すると、ステーション社は1997年から1999年まで、年間36万円を菅氏の資金管理団体・横浜政経懇話会に寄付。2000年以降は、菅氏が代表の自民党神奈川県第二選挙区支部に年間33万~46万円を欠かさず寄付している。2019年分までの過去23年間で、合計約770万円の献金が確認できた。
確かに平成30(2018)年の「自由民主党神奈川県第二選挙区支部 収支報告書」を見ると、毎月3万円ずつステーションキャラバン社から寄付されていますね。
そもそも団体に政治献金していることは、問題ないようです。
政治家個人に献金することは違法性があるようです。
今回は団体である、「自由民主党神奈川県第二選挙区支部」にステーションキャラバン社が献金しているので、問題はありません。
ただ、ステーションキャラバン社が運営するカフェ喫茶店「ル・カルム」の場所提供の口利きの見返りに献金がされていると、問題があるようです。
今後はそこが焦点になるのかもしれません。
因みに、株式会社ステーションキャラバンの代表取締役を務めている、植木徹俊氏は他の会社「株式会社ニートクリエーション」の代表取締役社長も務められているようですね。
まとめ
菅首相へ献金や菅首相の息子、正剛氏が筆頭株主の会社「ステーションキャラバン社」の喫茶店の名前と場所、その口コミを中心にご紹介しました。
ステーションキャラバン社が運営するカフェの名前は、喫茶店「ル・カルム」で、場所はJR横浜駅南口構内です。
喫煙者を中心に支持のある純喫茶店で、構内にあるため、乗り換え待ちに便利のようです。
今後、菅首相、息子の正剛氏、ステーションキャラバン社の動向に注目ですね。