日本を変えたかもしれない人として、間違いなく「金子勇」氏の名前があげられるのではないでしょうか。
東京大学大学院情報理工学系研究科特任助手を経て、東京大学情報基盤センタースーパーコンピューティング研究部門特任講師を務めた。
Peer to Peer通信を利用したファイル共有ソフト”Winny”の開発者として有名な人物です。このソフトは時代を変える画期的なソフトウエアにもかかわらず、Winny事件として裁判となり、2011年12月20日 無罪が確定した。
ファイル共有ソフト”Winny”は人類の未来を変える大発明といわれる「ブロックチェーン」なのです。この技術はパソコンとパソコンをネットワークで共有し「参加者の中に不正を働く者や正常に動作しない者がいたとしても正しい取引ができ、改ざんが非常に困難で、停止しない、多数の参加者に同一のデータを分散保持させる仕組み」ちょっとわかりにくいかもしれませんが今回は長くなってしまうので、省略させていただきまたの機会にい説明します。
代表的なシステムとしてビットコインや仮想通貨が「ブロックチェーン」のシステムで成立しているといわれています。このシステムは巨大なサーバーを必要することなくネットワーク同士でつながった者同士が全てを管理する事で、誰が不正したかがわかってしまう安価で構築できる未来のシステムとされている。
この仮想通貨システムは金子がビットコインの考案者「サトシ・ナカモト」だとする仮説がある。さらには、ナカモトが保有しているとされる100万ビットコインが一度も使用されていないこと、本物のナカモトが未だに名乗り出ないことも、金子が故人であることを考えれば説明がつくとしている。
金子勇氏は2013年7月6日、18時55分頃に急性心筋梗塞のため、42歳という若さで死去した。