「このミス」で大賞を取った新川帆立(しんかわ ほたて)さんが本当に凄いんです!
「このミス」って何のミス?ミスユニバースジャパン的な?
など思った方もいるかもしれませんが、
「このミス」とは「このミステリーがすごい!」を略して「このミス」なんです!
宝島社主催の第19回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した新川帆立(しんかわ ほたて)さんは小説家として活動されて僅か2年だそうです。
更には2足ならぬ3足?経歴もかなり凄いんです。
この記事を読み終えると、「この小説家さんがすごい!」となるかもしれません。
因みに、2021年2月23日夜11時からフジ系列の「セブンルール」で特集されるようです。
この記事の内容
新川帆立は本名?それともペンネーム?
新川帆立さんの経歴(高校大学)が異色でヤバい
新川帆立さんの旦那さんも凄い
新川帆立は本名?それともペンネーム?
新川帆立は本名なのでしょうか、それともペンネームなのでしょうか。
新川帆立は「しんかわ ほたて」と読むそうで、本名ではなくペンネームのようです。
帆立という名前だったら正直インパクトがありますが、幼少期にトラブルのもとになりそうですよね。
新川帆立(しんかわ ほたて)をペンネームにした理由は、本名に帆立の「帆」という字が入っていることからだそうです。
電話越しに漢字を説明する時に「帆立の帆」ですと伝えているときに覚えられやすくていいかなと思いペンネームにしたそうです。
新川帆立さんの経歴(高校大学)が異色でヤバい
新川帆立(しんかわ ほたて)さんの高校や大学などの経歴を調べてみると、異色過ぎてヤバかったのでご紹介します。
生まれはアメリカ
新川帆立(しんかわ ほたて)さんはアメリカ合衆国テキサス州ダラス生まれだそうです。
アメリカ生まれカッコよすぎますね。
ダラスはかなりの大都市で日本からの直行便もありますね。
親の仕事の都合でアメリカにいたと思われます。
生まれてすぐに帰国したそうです。
アメリカで生まれたことは二重国籍でアメリカか日本の国籍を選択する機会があったのかもしれませんね。
帰国後の幼少期から中学生
アメリカから帰国してから中学生までは宮崎県宮崎市で過ごされたそうです。
基本的に自然豊かな場所で当時の新川帆立(しんかわ ほたて)さんはその魅力が全く分からず、つまらないところだなと思っていたそうです。
宮崎ではテレビ放送や本の出版時期が遅く、世界の片隅に居るような気がして、都会に出るために必死で勉強に励んだそうです。
小説家を目指すきっかけになる本に出合った高校時代
父親の転勤により首都圏の高校に進学した新川帆立(しんかわ ほたて)さん。
茨城にきて都会のイメージとは違ったそうですが、数時間で首都東京に行けるだけでも都会!と思ったそうで、都会への憧れがついに叶います。
高校は、茨城県土浦市にある土浦第一高校です。
東京大学に毎年20人近く、筑波大学には全国で一番合格者を例年出すほどで、国公立や首都圏のMARCHなどにほとんどの卒業生が進学しています。
茨城県では一番、全国的にもトップクラスの公立高校です。
前身の中学校は1897年と歴史ある学校で、政界、財界、学会、スポーツ界など他方にわたる分野に著名人を輩出しています。
新川帆立(しんかわ ほたて)さんは運動が出来るわけでもなかったそうで、(本当はダンス部に入りたかったそうですが)囲碁だったらできるかなと思って囲碁部に入ったそうです。
囲碁部では全国大会に出場、他にも国際物理オリンピックの国内予選物理チャレンジにも出場し、いろんなことに挑戦されたそうです。
そんな高校時代を送った新川帆立(しんかわ ほたて)さんはですが、高校一年生の時に運命の本に出会います!
夏目漱石の「吾輩は猫である」です。
他の文豪の本も読んだそうですが、他の本は暗い感じがしたらしく。。
一方で「吾輩は猫である」は、猫目線でユーモアにあふれ、先生の自虐で悩みを笑いに変える感じが自分の悩みと重なったと言っています。
宮崎の生活では集団生活に馴染めなかったそうですが、茨城での高校生活は集団生活を楽しむことが出来たそうで、「身を置く場所を自分で選べば集団生活も楽しいかもしれない」と思ったそうです。
一方、別の集団へ移るとまたうまくいかないのかもしれないという不安も募り、将来一つの組織で働き続けることに疑問を感じるようにもなったそうです。
そういう悩みと「吾輩は猫である」に出てくる人物が重なり、自分も絶対作家になり面白い作品を世に出すと思うようになりました。
しかし小説家になるためにはすぐに結果が出るかわからないので、別に働きながら小説家を目指すことを考えた新川帆立(しんかわ ほたて)さん。
経済的に安定するよう手に職をつけたい考え、高校では理系だったので医者になることにします。
その発想が凄いですよね。。
大学入試では思うような結果が出せず、東京大学で医学部以外であれば入学できるという条件でパスしました。
そこで弁護士を考えるようになります。
医者は暗記すべきほか縦社会で先輩からコキ使われる可能性があるが、弁護士であればその心配もなく考えて仕事が出来ると。
それもまた凄いですよね。
そこで、東京大学の法学部へ進学します。
弁護士に向け勉強漬けだった?大学時代~司法修習生(雀士)
弁護士になるため、東京大学の法学部へと進学した新川帆立(しんかわ ほたて)さんですが、勉強漬けかと思いきや、麻雀三昧だったそうです。
高校の囲碁部で麻雀を覚えハマったそうですが、大学に入ってからは時間があったそうです。
その時間を夢の小説家に向け小説を書くわけでもなく、司法試験に向けての勉強するわけでもなく、麻雀だったそうです。
麻雀の魅力は、新川帆立(しんかわ ほたて)さん曰く不確定性だそうです。
囲碁は準備不足だと、自分より格上の人には勝ちにくい。
一方で麻雀は運の要素もあって、初心者でも格上にも勝てる可能性が面白いと思ったそうです。
そしてプロの雀士になりました。
???
ですよね?
新川帆立(しんかわ ほたて)さんは、「私、麻雀できます」と言うと信じてもらえず、「彼氏に教わったの?」と言われたりで、毎回イラっとしたそうです。
肩書があれば、そんなこともないだろうろプロ雀士になったそうです。
それも日本最高位のプロテストに合格しています。
司法修習生の1年間だけ、プロ雀士として活動されていたそうです。
プロ雀士の時の名前は「新川帆立」ではありません。
本来?の弁護士になるため、司法試験の勉強を本格的にしたのは大学院生の頃からだそうです。
そして司法試験は大学院卒業した年に見事パスされています。
本当に何をやっても一流で凄いです!!
弁護士&小説家へ
1年間の司法修習生とプロ雀士を終え、大手弁護士事務所へ就職した新川帆立(しんかわ ほたて)さん。
新川帆立(しんかわ ほたて)さんの勤めていた弁護士事務所は明らかにされていませんが、大手弁護士事務所と言えば以下の「日本の四大法律事務所」です。
- アンダーソン・毛利・友常法律事務所
- 長島・大野・常松法律事務所
- 西村あさひ法律事務所
- 森・濱田松本法律事務所
大手弁護士事務所ではあまりに忙しく、残業時間が160時間ということも。
それに伴い体調を崩してしまいました。
その時に、「まだ一行も書いてない!このままだと一生後悔する!」と思ったそうで、いままで小説家として何もしていなかったことを強く後悔。
小説家になるため、山村正夫記念小説講座(山村教室)に入ります。
しかし仕事が忙しく1年間は小説も書けず、、
理想の職場を求め転職を繰り返し、ようやく時間の取れる職に就きます。
本格的に小説家として活動を始めたのは2018年のことだそうです。
昼間は仕事、それ以外の時間は小説と言った感じです。
週に5冊は本を読むと自分に課題を与えつつ、小説を書くと。。
本当に努力も凄い方です。(本人は努力と思っていないと思いますが。。)
最初は応募する作品は全滅という状況だったそうですが、
賞の傾向と対策を分析して、審査員は誰で、どんなテーマのどういった作品が受賞しやすいかを分析して賞を取りに行ったそうです。
もちろんそれだけではないですが、、
そしてついに、
「元彼の遺言状」という作品で、宝島社主催の第19回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞します。
この「元彼の遺言状」という作品は、新川帆立(しんかわ ほたて)さんがいくつか前の元彼から連絡をもらったことをきっかけにこの作品が思いついたとのことです。
主人公は、新川帆立(しんかわ ほたて)さんと同じ弁護士。
御曹司の元彼が殺され、彼の遺言に自分を殺した人物に遺産を相続するというストーリー。
お金が大好きな主人公は弁護士としてこのミステリーに入っていくのですが。。
発売されて3週間で15万部。
更に、重版されて18万部突破の作品です。
全国の書店で1位を記録しています。
なんと言っても主人公が著者である新川帆立(しんかわ ほたて)さんでは?ということ。
新川帆立さんのプロフィール
新川帆立さんのプロフィールをご紹介します。
プロフィール
名前:新川帆立(しんかわ ほたて)←ペンネーム
本名:○○○帆?
誕生日:1991年2月21日
出生地:アメリカ合衆国テキサス州ダラス
出身:宮崎県宮崎市?/茨城県土浦市?
高校:茨城県立土浦第一高等学校
大学:東京大学法学部
経歴:
プロ雀士(最高位戦日本プロ麻雀協会プロテストに合格)
弁護士
小説家
経歴がヤバすぎますね!プロ雀士、弁護士、小説家が並ぶなんて、この世に新川帆立(しんかわ ほたて)さんしかいないのではと思います。
新川帆立さんの旦那さんも凄い
新川帆立さんの旦那さんも凄いんです。
2021年2月23日放送予定の「セブンルール」にも旦那さんが出てくるんですが、新川帆立さんと旦那さんは東京大学で出会われたそうです。
そして同じ弁護士のようです。
流石という感じです。本当に凄い。
小説家として活動することに、ご理解があり献身的サポートをされているんでしょうね。
なんでも「夫に褒めてもらえるかわいいDAY」が新川帆立さんにはあるとか。
仲の良い、素敵なご夫婦そうですね。
まとめ
「このミス」大賞を「元彼の遺言状」で受賞した新川帆立(しんかわ ほたて)さんについてご紹介しました。
経歴がなんと言っても凄いですよね。
「このミステリーがすごい!」ならぬ「この小説家がすごい!」になりませんでしたか?
2021年2月23日放送予定の「セブンルール」もですが、受賞した作品「元彼の遺言状」も是非読んでいただければと思います。
今後の新川帆立(しんかわ ほたて)さんの作品も期待しています!