2021年3月末にNTTdocomoが代理店に適切な販売指示をしていたことが問題になりました。
そして今回2021年4月9日、auをメインブランドに持つKDDIも同様な手口で販売代理店にマニュアルを送り不適切販売を指示していたことが発覚しました。
携帯電話大手のKDDI(au)がオンライン専用格安プラン「povo(ポヴォ)」を巡り、上記の代理店向けマニュアルで「povoを宣伝に活用して客を集め、auの大容量プラン等にその場で契約させるように」と指示していたことが、東洋経済の取材でわかった。同社の手法は景品表示法、独占禁止法、電気通信事業法に違反しているおそれがある。
引用元:YAHOO!ニュース
渦中のKDDIのトップである高橋誠(たかはし まこと)社長について、調べてみましたのでご紹介します。
この記事の内容
高橋誠(KDDI社長)の年収
高橋誠(KDDI社長)の学歴
高橋誠(KDDI社長)の経歴
高橋誠(KDDI社長)の年収
高橋誠氏(KDDI社長)の年収についてご紹介します。
高橋誠氏(KDDI社長)の年収は、1億9800万円です。
高橋誠氏(KDDI社長)の2020年度の年収は、有価証券報告書によると1億9800万円です。
高橋誠氏は、2018年に現在のKDDIの代表取締役社長に就任されています。
同年に、一般社団法人電気通信事業者協会会長にも就任されており、こちらでも報酬が発生している場合、相当な額になるかと思いますが、明らかな情報はありませんでした。
それにしても、年収が1億円超とは、流石業績の良い通信事業会社ですね。
KDDIは、代表取締役社長である高橋誠氏の他に2人、年収が1億円を増えている方がいます。
代表取締役会長の田中孝司氏と元代表取締役執行役員副社長の内田義昭氏です。
3名のなかで一番年収が高かったのが、KDDI代表取締役社長である高橋誠氏でした。
また、高橋誠氏(KDDI社長)はKDDIの株式を所有しています。
高橋誠氏(KDDI社長)の所有するKDDIの株式は約3万株です。(2020年3月期時点)
2020年3月30日時点のKDDIの株価が3190円ですので当時の株価で計算すると、高橋誠氏(KDDI社長)の資産は、所有する株式のみで9570万円です。
所有する株式のみで約1億円、他にも資産があれば更に。。流石です。
高橋誠(KDDI社長)の学歴
高橋誠氏(KDDI社長)の学歴についてご紹介します。
高橋誠氏(KDDI社長)の学歴
高校:滋賀県立膳所高等学校
大学:横浜国立大学 工学部 金属工学科
高橋誠氏(KDDI社長)は滋賀県大津市出身で、高校は地元の高校である滋賀県立膳所高等学校に通っていました。
高橋誠氏(KDDI社長)の出身高校である、滋賀県立膳所高等学校は1898年設立の120年以上の歴史を誇る学校です。
滋賀県立膳所高等学校の偏差値は、72~76とも言われ滋賀県トップの高校です。
近年は京都大学と連携し、特別授業も開講され幅広い知見を得ることが出来る学校のようです。
この取り組みの影響もあり、京都大学へ進学する学生が多いようです。
高橋誠氏(KDDI社長)は高校を卒業後、横浜国立大学の工学部(現:理工学部)金属工学科に進んでいます。
横浜市にほど近くに立地する大学で、人気の国立大学の一つですね。
各界に多くの著名人を輩出している大学でもありますね。
高橋誠氏(KDDI社長)は、1984年に横浜国立大学の工学部(現:理工学部)金属工学科を卒業し、京セラへ入社されています。
高橋誠(KDDI社長)の経歴
高橋誠氏(KDDI社長)の経歴についてご紹介します。
高橋誠氏(KDDI社長)の経歴
1984年3月 – 横浜国立大学工学部金属工学科卒業
1984年4月 – 京セラ株式会社入社
1984年6月 – 第二電電企画株式会社(現・KDDI株式会社)設立 出向
2001年6月 – ケイディーディーアイ株式会社(現・KDDI株式会社)au事業本部au商品企画本部モバイルインターネットビジネス部部長
2002年3月 – ケイディーディーアイ株式会社(現・KDDI株式会社)ソリューション事業本部コンテンツ本部コンテンツビジネス部部長
2003年4月 – KDDI株式会社執行役員 ソリューション事業本部コンテンツ本部本部長
2004年4月 – KDDI株式会社執行役員 コンテンツ・メディア本部本部長
2005年4月 – KDDI株式会社執行役員 コンテンツ・メディア事業本部本部長
2007年月 – KDDI株式会社執行役員 コンシューマ事業統轄本部本部長
2007年6月 – KDDI株式会社取締役執行役員常務 コンシューマ事業統轄本部本部長
2009年4月 – KDDI株式会社取締役執行役員常務 コンシューマ商品統括本部本部長
2010年4月 – KDDI株式会社取締役執行役員常務 グループ戦略統括本部本部長
2010年4月 – 株式会社ジュピターテレコム社外取締役
2010年6月 – KDDI株式会社代表取締役執行役員専務 グループ戦略統括本部本部長
2011年4月 – KDDI株式会社代表取締役執行役員専務 新規事業統括本部本部長
2014年10月 – Syn.ホールディングス株式会社(現・Supershipホールディングス株式会社)設立 社外取締役
2015年4月 – KDDI株式会社代表取締役執行役員専務 グローバル事業本部担当兼バリュー事業本部本部長
2015年11月 – Syn.ホールディングス株式会社(現・Supershipホールディングス株式会社)代表取締役社長
2016年4月 – KDDI株式会社代表取締役執行役員専務 経営戦略本部担当兼バリュー事業本部本部長
2016年6月 – KDDI株式会社代表取締役執行役員副社長 経営戦略本部担当兼バリュー事業本部本部長
2017年4月 – KDDI株式会社代表取締役執行役員副社長 全社新事業担当兼バリュー事業本部本部長兼経営戦略本部本部長。
2018年3月 – Syn.ホールディングス株式会社(現・Supershipホールディングス株式会社)取締役会長
2018年4月 – KDDI株式会社代表取締役社長(現任)
2018年6月 – 一般社団法人電気通信事業者協会会長(現任)
高橋誠氏(KDDI社長)は大学を卒業した後、京セラへ入社します。
現在メインブランドauやサブブランドpovoを運営するKDDIは、京セラの第二電電企画から始まっています。
当時、電電公社(現NTT)しかなかった時代に、これからは通信事業が一択ではまずいと感じ第二電電企画を設立した稲盛和夫氏は凄いですよね。
そんな第二電電企画に高橋誠氏(KDDI社長)は、1984年に就社してすぐに出向します。
携帯電話事業に参入し他社との合併を経て、EZwebやLISMOなどの独自のサービスを展開し、KDDIとauのブランドを築き上げました。
そして2018年、KDDI株式会社代表取締役社長に就任されています。
まとめ
KDDI代表取締役社長の高橋誠氏について、年収や学歴、そして経歴をご紹介しました。
本来は、通信事業を安くいいものを提供する為、電電公社との対抗馬として立ち上がったKDDI。
ユーザーにより良いものを安くとユーザー本位のサービスが違う方向へ行っているような気がします。
きっとかつてのKDDIへと軌道修正し、ユーザー本位のサービスへとなることを期待します。