京都が誇る世界有数の電子メーカーオムロンの副社長に不倫&パワハラ疑惑が報じられました。
急遽オムロン去った宮永裕副社長の退職理由は、「本人の申し出による退職」とされています。
しかし週刊新潮によると、今回報じられた「女性部下との不倫と社内でのパワハラ」がどうも退職理由のようです。
宮永裕元副社長について調べてみると、次期社長とも言われていて、相当なやり手だったようです。
仕事が出来るだけに、今回の報道はオムロンにとって相当な痛手ですね。
【コロナで自動化需要増へ 現場提案で顧客と繋がり続けるFA事業の成長戦略】
制御機器の「百貨店」の異名を持つオムロンがコロナ禍でどのようにお客様の自動化を支援するのか。オムロンのFA事業を統括する執行役員副社長の宮永が日経産業新聞の取材で語りました。https://t.co/239SozjQEs pic.twitter.com/aKLv4WgCuk— オムロン / OMRON (@OMRON_Official) June 9, 2020
この記事の内容
宮永裕(オムロン元副社長)の大学(学歴)
宮永裕(オムロン元副社長)の略歴
宮永裕(オムロン元副社長)の年収
宮永裕(オムロン元副社長)の女性部下と不倫と社内パワハラ
宮永裕(オムロン元副社長)の大学(学歴)
宮永裕氏(オムロン元副社長)の大学(学歴)についてご紹介します。
大学は、神戸大学法学部
宮永裕氏(オムロン元副社長)は、1985年に神戸大学法学部を卒業されています。
神戸大学は、一橋大学と大阪市立大学と併せて三商大と呼ばれるうちの一つで商学部が始まりの学校です。
神戸大学で法学を学ばれた後は、京都の会社でオムロンの前身、立石電機株式会社に就職しました。
大学も就職先も関西圏なので、関西出身なのかもしれません。
宮永裕(オムロン元副社長)の略歴
宮永裕氏(オムロン元副社長)の略歴についてご紹介します。
宮永裕氏(オムロン元副社長)の略歴
1985年4月 立石電機株式会社 ( 現オムロン株式会社 ) 入社
2004年9月 同社インダストリアルオートメーションビジネスカンパニーセンシング機器統轄事業部アプリセンサ事業部長に就任
2008年3月 同社グループ戦略室経営戦略部長に就任
2010年6月 同社執行役員に就任
2011年3月 同社グローバル戦略本部長に就任
2013年4月 同社執行役員常務に就任
2014年3月 同社インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー社長に就任
2014年4月 同社執行役員専務に就任
2017年4月 同社執行役員副社長に就任
2021年3月 退職
宮永裕氏(オムロン元副社長)はオムロンに入社してから、オムロンの稼ぎ頭の工場の自動化支援を行う事業、インダストリアルオートメーションビジネスカンパニーで活躍されたようです。
副社長のなってからは、現社長山田氏の経営面でもかなりの力を発揮していたようです。
一部では、経営戦略を宮永裕氏(オムロン元副社長)が作っていたとの話もあり、山田社長は、宮永裕氏(オムロン元副社長)の社内パワハラを蔑ろにしていたのではとも言われています。
宮永裕氏(オムロン元副社長)は、オムロンの実質の経営者、権力者になっていたのかもしれませんね。
宮永裕(オムロン元副社長)の年収
宮永裕氏(オムロン元副社長)の年収についてご紹介します。
宮永裕氏(オムロン元副社長)の年収は、オムロン執行役員副社長、インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー社長を兼任されていたのですから、おそらく数千万円だったのではと思われます。
オムロンは部長クラスで1000万円は超えていると思われます。
取締役5名ほどは、1億円を超える報酬を貰っていますから、取締役の次のクラスに位置するムロン執行役員副社長、インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー社長の役職をしていた宮永裕氏(オムロン元副社長)。
1億円は超えないもののそれに近い数千万円の年収を宮永裕氏(オムロン元副社長)は貰っていたのではと予想します。
宮永裕(オムロン元副社長)の女性部下と不倫と社内パワハラ
宮永裕(オムロン元副社長)の女性部下と不倫と社内パワハラについてご紹介します。
2021年3月24日に週刊新潮で報じられました。
3月22日、体温計などのヘルスケア商品分野において世界的企業であるオムロンで、電撃人事が発表された。次期社長候補筆頭とされた宮永裕(ゆたか)・執行役員副社長(58)が退任となったのだ。背景にあった看過しがたい2つの“問題”とは――。 #週刊新潮 #オムロンhttps://t.co/BvY0n12F8b
— 週刊新潮 (@shukan_shincho) March 24, 2021
冒頭にもあった通り、宮永裕氏(オムロン元副社長)の電撃退任には、女性部下と不倫と社内パワハラがあったようです。
オムロン社の主力であるIAB(インダストリアルオートメーションビジネス)部門のトップを務めていた宮永氏。その会議の場では、部下に対してこんな言葉を浴びせていたという。
「ネチネチと文句を言い始めて、大阪弁で“死ねボケが!”“なんで目標が達成できないんや”“ここから飛び降りろや”“ハエみたいにウロウロ飛んでるだけや、お前は””働く価値がない、生きる価値がない”などと罵倒するのです。あまりの剣幕に会議後、トイレで吐いてしまう同僚もいました」(オムロン関係者)
(中略)
オムロン社の課長級職員だった40代前半の女性社員との“仲”だ。宮永副社長は妻帯者だが、
「コロナによる緊急事態宣言下でも毎週金曜の夜は二人でディナーに出かけ、仲睦まじく腕を組んで歩く様子が目撃されていました。東京に出張へ行く際も二人で日程を合わせていたので、不倫関係ではないかと疑われていたんです」(オムロンOB社員)
引用元:週刊新潮
2020年4月に創業家三代目社長だった立石義雄氏が他界されてから、宮永裕氏(オムロン元副社長)の力が顕在化したようで、今回の報道に至ったようです。
宮永裕氏(オムロン元副社長)による罵声やパワハラにより、心療内科に通院する社員や優秀なベテラン社員がオムロンを去っていきました。
会議内での罵声や暴言のパワハラ行為に加え、会議以外でも2,3時間の説教は良くあることだったと社員は語っています。
早朝に携帯電話越しに怒鳴られたり、メールで汚い言葉を使って罵ることもあったようです。
パワハラ問題に加え、中堅女性社員と不倫疑惑もあったと報じられています。
社内でも明らかに他の社員とは違う扱いをしていたようで、メールに「○○ちゃん」と使ったり、人事面でも不倫相手と思われる女性を特進出世で通常では考えられない好待遇だったようです。
役職(権力)を間違った方向に使うと取り返しのつかないことになってしまいますね。
まとめ
世界的電機メーカーのオムロンの元副社長の宮永裕氏について、大学(学歴)、略歴、年収を中心にご紹介しました。
先日のCASIOに続き、大企業の重役の不祥事が報じられていますね。
役職に就くと、権力を間違った方向に使う可能性は紙一重なのかもしれません。
会社の成長・繁栄の気持ちが強すぎるあまりにこのような事態になったのでしょうか。
今後、同じような企業の不祥事が出ないことを願うばかりです。