昨今、総務省は接待問題で次々に露呈されていますね。
渦中のNTTの澤田純社長や東北新社の中島信也社長が参考人招致されました。
東北新社の中島信也社長は、放送法の外資規制に違反すると気づき、総務省の当時課長だった鈴木信也(すずき しんや)氏に相談したと主張しました。
東北新社の中島信也社長は15日の参院予算委員会で、外資規制の違反に気づいた後の「2017年8月9日ごろ、総務省の担当部署に面談し、報告した。当社の木田由紀夫(前・東北新社執行役員)が、総務省の鈴木(信也)課長(当時の情報流通行政局総務課長、現・電波部長)に相談した」と答弁している。
(中略)
鈴木氏は「当時は総務課長に異動した直後で多くの方々がごあいさつに来られたので、木田氏もごあいさつに来られていたのかもしれないが、外資規制違反のような重要な話を聞いていたら覚えているはずでありまして、そのような報告を受けたという事実の記憶はまったくございません」と否定。
引用元:朝日新聞
その後も、名刺交換をしたのではという問い詰めに対しても、「記録もない、記憶もない」と回答しています。
3月16日衆院予算委◇東北新社の外資規制問題に難敵キャラ登場です。東北新社の中島社長は、当時の木田執行役員が違反に気づいた後総務省の課長に面談し報告したと答弁。武田総務相を憮然とさせるも、当の本人鈴木信也・現電波部長は「記憶にない」を連発。総務省で出世するには記憶力は不要のようです pic.twitter.com/xcbXEtPB0A
— MOMENT powerd by Nikkan gendai (@MOMENTbygendai) March 16, 2021
この記事の内容
鈴木信也(総務省官僚)の学歴(大学)
鈴木信也(総務省元情報流通行政局総務課長)の経歴
鈴木信也(電波部長)の年収
鈴木信也(総務省官僚)の学歴(大学)
鈴木信也氏(総務省官僚)の学歴(大学)についてご紹介します。
鈴木信也氏(総務省官僚)の学歴
大学:東京大学法学部
高校:開成高校
鈴木信也氏(総務省官僚)は東京大学法学部を1989年に卒業しています。
偏差値は67で、多くの官僚を生み出している学部です。
高校は、全国的に有名な進学校の開成高校に通われていました。偏差値は67。
開成高校の卒業生は日本トップクラスの国公立や私立大学に進学していますね。
開成高校も多くの官僚を生み出していますね。
鈴木信也(総務省元情報流通行政局総務課長)の経歴
鈴木信也氏(総務省元情報流通行政局総務課長)の経歴についてご紹介します。
鈴木信也氏の経歴
1989年 郵政省(現︓総務省)⼊省
1989〜1992年 ⼤⾂官房⼈事部管理課(英国ロンドン⼤学へ留学)
1992〜1994年 外務省出向 南アジア地域等の無償支援担当
1994〜1996年 放送⾏政局有線放送課 電気通信局事業政策課
1996〜1999年 外務省出向 在⾹港⽇本国総領事館
1999〜2001年 総合通信基盤局国際協⼒課
2003〜2005年 ⻘森県出向 企画制作部理事
2009〜2011年 総合通信基盤局基幹通信課⻑ 消費⾏政課⻑
2011〜2013年 野村証券(官⺠交流派遣)
2013〜2016年 情報流通行政局 衛星・地域放送課長
2016〜2017年 放送政策課⻑ 兼 情報通信国際戦略局参事官
2017〜2020年 情報流通⾏政局総務課⻑
2020年~現在 官房参事官 電波部⻑(現職)
引用元:総務省
入省して早速海外の大学へ留学とは、期待されていたのでしょうか。
官僚で入省後、早い段階での海外留学がどのような意味を持つのわかりませんが、一般的な感覚では、期待の新人だったのかもしれせんね。
外務省や青森県、一般企業の野村證券など多方面に出向された経歴があります。
地方自治体や一般企業でも経験が積めるのはとても凄いですね。
総務省では、専ら通信関係に従事されていますね。電話やテレビ事業にどっぷり携わる業務を担当している印象です。
接待問題となっているNTTや東北新社、外資規制などとてもお詳しい方だと思うのですが。
鈴木信也(総務省電波部長)の年収
鈴木信也氏(総務省電波部長)の年収についてご紹介します。
もちろん、鈴木信也氏(総務省電波部長)の年収は公表されていません。
まず、国家公務員(官僚)の役職一覧は以下の通りです。
国家公務員(官僚)の役職
- 事務次官
- 省名審議官
- 官房長、局長、政策統括官
- 部長、総括審議官
- 審議官
- 官房三課長
- 課長、参事官
- 室長、企画官、調査官
- 上席●●専門官、課長補佐、専門官
- 係長、主査、専門職
- 主任
- 係員
*上(番号が小さい)ほど、役職が高くなります。
引用元:カオナビ
鈴木信也氏の現在の役職の「電波部長」は上の役職一覧でいうと、上から4番目です。
一般的な年収として、審議官クラスが1500万~1800万円程度、局長クラスが1800万~2000万円程度のようです。
鈴木信也氏の現職の「電波部長」は、審議官と局長の間に当たりますので、年収は1700万~1900万円程度ではと予想します。
一番上の役職、事務次官クラスは年収2500万円程度とも言われています。
流石、国家公務員(官僚)ですね。
ただ残業が多いうえ、政治家や上の声によって左右されてそうですね。。
まとめ
総務省の接待問題、外資規制違反で「記憶にございません」を連発した渦中の鈴木信也氏(総務省電波部長)について、学歴(大学高校)や経歴、そして年収をご紹介しました。
一部では武田総務大臣が「記憶にございません」というように指示があったのではと疑惑が報じられていますね。
この際全てを明らかにし、再スタートさせたほうがいいのではと思います。
総務省だけでなく他省庁も調査してみてはと思います。